どうもです。
スマホゲーム『アークナイツ』をやっている人が常に欲しがっているものといえば『純正源石』。
これは他のアプリゲーム等で言うところの「石」になります。
この純正源石、見た目が中々カッコよくて、さらに今度グッズとしてこの石を模したストームグラスが販売されるようです!
私も是非とも欲しい!!と思ったのですが、どうやら日本では販売されないようで残念です。
ストームグラスじゃなくても良いので、こんな感じの純正源石風のライトは無いかなと探すも見つからず……
じゃあ、つくってしまえば良いのでは?
といつもの感じで作ってみたのがコチラです!!
思ったよりも明るくなってしまい、ちょっと黒さが足らなかったですが、実際にライトアップしてみるとこんな感じ!
完全に明るくしてしまうと、琥珀の置物っぽくなってしまうなと思いつつも、まあこんな感じになりました。
以下、作り方を簡単に書いていきますので、もしご興味があれば見ていってください!
つくり方
型の作成
純正源石は主にレジンを使ってつくる予定だったので、最初は型作りを行いました。
ゲーム中のイラストからは形がよく分かりませんでしたが、ストームグラスの方を見ると、おそらく正十二面体。
ということで、まずは正十二面体をボール紙で作りました。
続いて、この正十二面体から型を取るために最初はシリコンを使ったのですが、剥がす時に上手くいかず。
悩んだ結果、グルーガンを使って、つまり蝋で作ることにしました。
写真のようにグルーガンを使って、周りを覆うように固めていき
こんな感じに覆いきって完成
この後冷えて固まったのを確認したら、元の紙でできた正十二面体を取り出して、型が完成です。
(水や洗剤を使って剥がしました)
模様部分の作成
続いて、純正源石の模様を作ります。
下の写真の赤丸部分にある四角形の枠のようなやつです。
光って金色っぽくなっているので、最初は金色のフィルムで作ろうと思ったのですが、ストームグラスのように照らした光の色になる銀色の方が良いかなと思い、写真のように銀フィルムで作成。
材料はSeriaで買った、アルミ蒸着のカードケース。
こういう工作には100均が本当に心強い味方。
この状態で、レジンを入れる時に上手く表面付近に入れればOKと考えていたのですが、想像以上にペラペラで形が安定せず。
このまま入れると折れ曲がったりする恐れがあったため、前もってレジンで固めることにしました。
これで純正源石の模様部分はできあがりました。
純正原石の内部構造を考える
これで後は型にオレンジ色に着色したレジンを流し込むだけだと考えていたのですが、よくよく純正源石を見ると、内部に金色の物体が入っており、また石の表面付近は黒っぽくなっている……
これはただレジンで固めるだけでは、ぽくならないなと思い、まず流し込む前に黒色のレジンを塗り固めて、表面が黒っぽくなるように。
そして内部に金箔を入れて、内部構造を真似することにしました。
レジンで成形
方向性も決まった所で実際にレジンで作っていきます!
まずはレジンを入れる前に型から取り出しやすくするため、離型剤を塗ります。
使うのはコチラ
シリコン用みたいですが、まあ塗らないよりはマシでしょうということで
塗り終わったら次は黒色に着色したレジンをまず型内部表面に付けて硬化していきます。
UVレジンに黒色インクで着色して
使用したインクはコチラ
基本これを買っておけば、レジンの着色には困らないのでオススメです。
着色したレジンを型の特に辺の部分に付けて硬化します。
続いてメイン部分のレジンを調色
シリコン製の容器にレジンをたっぷり入れ、オレンジ色のインクを垂らして混ぜます。
そうして出来たレジンを型に1/3ほど流し込んだところで、金箔を入れます。
ここで「金箔!?お金かけすぎでは!?」と思われる方もいるかも知れませんが、こういった工作用の金箔は原材料が銅であり、沢山入っていても1000円ほどで買えるようです。
※自分もイミテーションの金箔ってそんなに高くないんだなってビックリしました
再びレジンを流し込んで上部分まで入れたら、先に作っていた銀色の模様を入れます。
その後、上部分ギリギリまでレジンを入れたら、UVランプで硬化します。
そして硬化した後のものがコチラ
型から取り出していきます。
型が蝋製なので伸縮性がなく、そのまま抜き取ることは構造的に出来ません。
なので、もったいないですが、切込みを入れて割って取り出します。
実際に出来たレジン製純正源石がコチラ!!
後処理
最後に出来たレジン製純正源石の後処理をしていきます。
バリを簡単にカッターでカットした後、紙やすりで磨いていきます。
この後、コンパウンドでさらに磨いた後、最後に光沢スプレーを吹きかけます。
ところどころ傷で曇っている部分があっても、上からスプレーを吹きかけたり、改めてレジンを薄く塗ったりするとキレイになります。
正直ヤスリがけでキレイにするのが、面倒くさいときはバリを取った後、すぐにスプレーかけちゃったりするときもあります。
完成したもの
そうやって完成したものがコチラ!!
大きさは以外と大きくこんな感じです。
コースター型のライトの上に乗せて、下からライトアップしてみるとこんな感じ
キレイなんですけど、ちょっと純正源石ぽさが無くなりますね。
もうちょい黒いレジンの量を多くして、メインのレジンのオレンジ色も暗かった方が良かったかなと。
ちょっと手直し
後日、もうちょっと周りを黒くすれば、それっぽくなるかなと思い、黒色に着色したレジンを表面を薄く付けてみたものがコチラ。
どうですかね? 少しは近くなりましたかね?
ただ模様部分がちょっと目立たなくなってしまった感もあります。
(というか模様大きかったな……)
さいごに
今回はアークナイツの重要アイテム、純正源石をレジンでつくってみました。
型をつくったり、金箔入れたりとつくってて中々面白かったですが、中々ゲームイラストっぽく作れなかったのが、ちょっと心残りです。
次はもうちょっと小さなサイズでより似せるように作ってみようかなと思います。
それでは、また。
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